熊情報(野生動物)

平成29年9月15日(金)権太倉山登山道・大間ヶ嶽北斜面(鞍部)においてツキノワグマと思われる動物の目撃情報がありました。おおよその情報として、体長1m~1m20cm。1頭の単独行動。この春、親から独立した若熊と思われます。9月16日(土)に登山道、目撃地点を調査しましたが、すでに熊は付近には徘徊しておりませんでした。しかし、安全とは言い切れません。山においての熊の行動半径はオスで100平方キロにも及びますので、入山を予定している方は、【十分考慮】していただき、自己責任において山行を実施してください。ここ2~3年大信地区(隈戸川下流域)での熊の目撃(徘徊)が頻発しております。登山に限らず、この地区(国有林)での山菜取りなど、熊のエサを横取りする行為は、熊が【怒る行為】ですのでやめてください。
また、熊に限らず、この山には【ニホンカモシカ】、【ニホンジカ】、【猪】などの野生動物が生息しております。特に大間ヶ嶽はニホンカモシカが住み着いております。この動物も刺激すると危険な動物ですのでご注意ください。聖ヶ岩ふるさとの森を守る会(白河市)
ツキノワグマニホンカモシカイノシシ



《ツキノワグマの行動半径について》
【まだ十分な研究・調査が行なわれていないので、よくわからない部分も多いですが、おおよそ次のように言われています。】・ツキノワグマはお互いを排除する固定したなわばりをもたず、個々の行動圏が大きく重なり合うことが明らかになっています。そしてほぼ決まった地域を行動圏としますが、ドングリなどの食物が不足すると、食物を求めて行動圏を広げます。その行動圏については、オスで平均100平方キロ、メスで平均40平方キロだといわれています。秋田県で行なわれた調査によると、平年は20~40平方キロであったメスの行動範囲が、ブナの実やドングリが凶作の秋には100平方キロを超えたことが報告されています。なお、山手線の内側の面積はおよそ60平方キロです。クマの大きな体は、多くのエネルギーを必要とすると共に、高い移動能力も兼ね備えています。そしてなわばりを持たず、自由に移動することによって、必要な食物を得ています。その時々で利用できる食物を求め、特に食料が不足する時には、広い範囲を動き回ります。例年、山中の食物が不足する夏、一部のクマは人里に出没し、農作物(果樹や飼料用トウモロコシなど)を食害します。そして、秋になって山にドングリや木の実が成るようになると、食害は収まります。一方、秋になっても人里への出没が収まらず、平常の年の数倍のツキノワグマが出没することがあります。これが大量出没といわれ、社会的な問題となっています。